賃貸がトクか持ち家がトクか本当の話 | 優和住宅 | 本八幡、市川市の不動産(一戸建て・土地)なら優和住宅へ。

初心者必見! 不動産マガジン

賃貸がトクか持ち家がトクか本当の話

賃貸がトクか持ち家がトクか本当の話

「賃貸に暮らすべきか、持ち家を購入すべきか…」
「今、選ぶならどちらのほうがオトクなの?」
賃貸か持ち家、自分にとってどちらがオトクなのか、気になる方は多いでしょう。賃貸ならばいつでも引越しできるし、持ち家ならば自分の思い通りの間取りや設備にできる…。どちらにもメリットがありますので、なかなか決めることが難しいですよね。そのような場合には、家族や生活スタイルにあっているのがどちらなのか、メリット・デメリットを比較して決めるといいでしょう。ただ現在は、新型コロナウイルスの影響もあるので、社会的な状況や景気なども踏まえて選ぶことが大切になります。
ここでは、賃貸と持ち家のメリット・デメリットを比較したうえで、現在の状況でどちらがオトクなのかお伝えしていきましょう。

賃貸がトクか持ち家がトクかメリット・デメリットで比較

それぞれのメリット・デメリット

賃貸と持ち家のどちらがオトクなのかについては、お住いを求めているご家庭によって大きく異なります。
ここでは、メリット・デメリットを挙げてみましたので、どちらがオトクになるか比較して検討してみましょう。

賃貸のメリット・デメリット

メリット

  • 気軽に住み替えができる
  • 収入に応じた住居にコントロールしやすい
  • 固定資産税を支払わなくて良い

賃貸のメリットは、何と言っても住み替えが自由であるということ。例えば、実際に住んでみて、不自由を感じたり、ご近所に嫌な人がいたり、通勤が不便だったりするようなことがあっても、また別の賃貸に移り住むことが可能です。持ち家では簡単に住み替えができませんから、この部分は大きなポイントだと言えるでしょう。
また収入に応じた住居を選ぶことが可能であるのも大きなメリットになります。近年ではリモートワークを推奨している企業もありますので、郊外に住んで居住費を下げながら暮らすようなことも十分可能です。仮に収入が下った場合でも、すぐに収入に見合った住居に転居することもできるのは安心でしょう。
また持ち家のように固定資産税を払い続ける必要がありません。持ち家だと毎年必要になる出費ですから、大きな負担を削減することが可能です。

デメリット

  • 家賃を払い続けても自分の持ち家にはならない
  • 間取りや設備など自分で決めることができない
  • 将来的に更新してもらえない可能性が

賃貸は手軽さゆえに、自分のものにはならないという点にデメリットを感じるでしょう。もちろん家賃を支払い続けなければなりませんし、更新月には更新料を支払わねばなりません。賃貸だから安く済むという訳ではないのです。
また物件によっては、間取りや設備が生活スタイルに合わないこともありますし、設備の古さなどによってストレスを感じてしまうことだってあるでしょう。生活スタイルに合わせて間取りを変更するようなリフォームは、相談すれば可能な場合もありますが、原状回復を求められれば難しいと言えるでしょう。
さらに、将来的には更新してもらえない可能性もあります。 条件を満たしている場合には家主が更新しないこともできますから、大きなデメリットであると言えるのではないでしょうか。

持ち家のメリット・デメリット

メリット

  • 自分の希望や好みで間取りや設備を決めることができる
  • 間取りや設備を自由に変更することもできる
  • 早期にローンを完済すれば将来的に居住費の負担が軽くなる

持ち家は自身の生活スタイルにあわせて、間取りや設備などを自由に決めることができます。生活スタイルの変化によって間取りを変更するようなリノベーションに取り組むことや、設備などを変更するリフォームを行うことだって可能です。そのため、長く同じ場所で住み続けたい場合には、持ち家が適していると言えます。住宅ローンを長く支払い続けることが不安な方も多いですが、余裕がある際には繰上返済をすることもできます。少しずつ返済を積み上げていけば、将来的な居住費に負担はかなり少なくなると言えるでしょう。

デメリット

  • 簡単に持ち家を変更することができない
  • 収入が下っても住宅ローンの支払い続ける必要がある
  • 固定資産税や都市計画税の負担が続く

持ち家は長い住宅ローンを組んで購入することから、嫌になったからと言って簡単に住み替えするようなことができない点がデメリットだと言えます。間取りや設備を整えて快適だとしても、近所に嫌な人がいるようなこともあるでしょうし、隣の騒音に悩まされるようなこともあるかもしれません。ただし、駅近など便利な場所に住まいを構えておけば、いざという時に売却しやすいので、このようなリスクは回避することが可能です。
また住宅ローンは、決められた金額を支払い続けなければなりませんので、仮に転職したりリストラにあった場合でも基本的には支払い続ける必要があります。さらに固定資産税や都市計画税もかかりますし、その他にも経年劣化する設備のメンテナンスや交換費用も負担しなければなりません。

賃貸がトクか持ち家がトクか本当の話

賃貸がトクか持ち家がトクか

  • 賃貸の家賃相場は一時的下落したものの現在は高値に
  • 持ち家は景気の低迷で不動産価格・金利ともに下落
  • 住宅ローン減税など支援策が充実の持ち家がオトク

一般的な賃貸と持ち家のメリット・デメリットについてお伝えしましたが、ここでは今現在においてどちらがオトクなのかご紹介していきます。承知の通り社会は新型コロナウイルスの影響を受け、生活が一変したという方も多いのではないでしょうか。そのため、上記でお伝えしたメリット・デメリットのほかにも、社会的な状況も含めて検討することが必要であるように感じます。
ここでは、そのような状況の中で住まいを選ぶ際に、どちらを選ぶ方がトクになるのかお伝えしていきます。

賃貸の家賃相場は一時的下落したものの現在は高値に

賃貸の家賃相場は、2019年と比べると一時的に下落を見せましたが、現在は下落はなくなり、東京都など首都圏では最高値を更新しているようです。一時的に下落したのは明らかに新型コロナウイルスの影響であることが理解できますが、平均家賃自体は年々上昇傾向にあることが分かっています。
そのため、賃貸の成約数は全国的にみると下落傾向で、住み替えずに現状維持している様子が伝わってきます。今後も家賃相場の上昇が予想されているために、オトクに賃貸を選ぶということは難しい状況であるといえるでしょう。

持ち家は景気の低迷で不動産価格・金利ともに下落

不動産価格については、新型コロナウイルスによる景気低迷の影響によって下落を見せました。まだまだ新型コロナウイルスは蔓延を続けていますので、新たに自粛要請などがあり、経済の影響を与えるようなことがあれば、さらに下落する可能性はあるでしょう。金利についても固定金利、変動金利ともに下落を見せています。これは景気を反映しているからだと言えます。
ご存じの通り、自粛要請の影響によって、多くの会社が倒産し、離職者やリストラにあった人が増えました。新型コロナウイルスはまだまだ猛威を見せていますので、今後も失業者が増えることが懸念されています。金利は日銀による金融緩和が影響しますので、景気が完全に回復しない間は、金利が上昇するとは考えにくい状況です。
とはいえ、新型コロナウイルスの蔓延が落ち着いたり、特効薬が開発されるなどによって社会の状況が変われば、景気が急激に上向きになる可能性もあります。そのため、不動産の購入については、「今」がもっとも買い時であると言っても過言ではありません。

住宅ローン減税など支援策が充実の持ち家がオトク

現在の状況で賃貸と持ち家を比べた場合、オトク感が高いのは上記でお伝えした理由によって持ち家であると言えます。さらに持ち家に住む場合には、数多くの支援策を受けることができます。国は景気回復策として考えていますから、当面の間はオトクに持ち家を取得することができるでしょう。住宅ローン減税は2020年末まで限定として控除期間が13年と定められており、その後は10年に戻される予定になっていました。
しかし、この期限を2年延長して、引き続き控除期間を13年とするよう調整に入っています。この減税をうまく活用すれば、最初の10年間を最大40万円の控除、次の3年間を最大80万円の控除を受けることができますので、かなりオトクになることがお分かりになるでしょう。その他の支援策である、「固定資産税の減額措置」「すまい給付金」なども活用すれば、さらにオトクに持ち家に住むことが可能です。「固定資産税の減額措置」は、新築戸建てであれば、条件を満たしていれば固定資産税を3年間、軽減を受けることができます。「すまい給付金」では、新築や中古住宅の取得で、条件を満たしている場合には最大50万円の給付を受けることが可能です。
また「住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置」を活用すれば、贈与税の非課税枠を通常の最大1200万円から3000万円に広げることができます。このような充実した支援策を活用できる持ち家を検討するのは今しかありません。

まとめ

  • 賃貸の家賃相場は一時的下落したものの幅は小さい
  • 持ち家は景気の低迷で不動産価格・金利ともに下落
  • 住宅ローン減税など支援策が充実の持ち家がオトク

賃貸がトクか持ち家がトクか、メリット・デメリットで比較してみました。賃貸は手軽さがメリットであり、持ち家は生活スタイルにあった生活が可能な点がメリットであると言えます。
ただし現在の新型コロナウイルスによる影響を考えると、持ち家を選ぶ方がかなりオトクになると考えられ、当面はこの状況が続くことが予想されています。オトクに購入できる間に、自身にあった生活スタイルで生活ができる持ち家を検討してみてはいかがでしょう。デメリットを軽減させることができる今だからこそ、持ち家の価値を高めることができるでしょう。