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土地を購入する際にチェックしておきたいポイントとは?

土地を購入する際にチェックしておきたいポイントとは?

土地は、買ってから「失敗した」と思っても、簡単に買い直せるものではありません。土地を購入するときは事前に条件を調べて、生活しやすい立地か?何か問題がない土地か?などをチェックすることが大切です。ここではどんな点をチェックすれば良いか、基本的な項目を知っておきましょう。

建ぺい率、容積率や土地の形状に問題はないか


不動産物件を見るときにまず注目すべきポイントは、「用途地域」、「面積」、「建ぺい率」、「容積率」、「接道義務」。これは通常、物件案内に必ず記載されていることです。記載がないようなら不動産会社に聞いてみましょう。

用途地域

その土地がどんな環境かを決めるのが、都市計画で定めた用途地域。住居、商業、工業などの区分で分けられ、建てられる建築物や規模にも規制があります。住居用地は閑静で学校や住宅が建ち、商業地域になると店舗が多くなりビルなども建ちます。

<住居系> 第一・二種低層住居専用地域、第一・二種中高層住居専用地域、第一・二種住居地域、準住居地域
<商業系> 近隣商業地域、商業地域
<工業系> 準工業地域、工業地域、工業専用地域
※上記の様に3系統、12種類に分類されています。

面積

資産価値を決める基本情報であり、固定資産税の基準にもなります。国税庁が毎年路線価(道路に接した土地の価格)を発表するので、土地のおおまかな資産価値が分かります。
※相場は常に変動しているので、気になる場合は不動産会社にその時点での価格を聞いてみると良いでしょう。

建ぺい率

敷地に対してどれだけの大きさの建築物が建てられるか、建築面積(建て坪)を定めるのが建ぺい率。敷地によって緩和規定が設けられていることがありますが、「敷地40㎡、建ぺい率60%」なら、24㎡が建物を建てて良い広さと考えます。

容積率

敷地に対して、どれだけ床面積を持てるかを決めるのが容積率。建ぺい率と容積率で建てられる建物の規模が決まります。「敷地80㎡、建ぺい率60%、容積率200%」なら建築面積が48㎡で、延べ床面積が2階建てなら96㎡、3階建てなら144㎡の家を建てることができます。

敷地の接道義務

建築基準法で、建築物は道幅が4m以上(地域によっては幅が6m以上)の道路に敷地が幅2m以上接してなければいけない。と定められています。これを接道義務といいます。接道義務を満たさない土地には、原則として家を建てることができません。

日当たり、風通しは悪くないか


前述した5つのチェック項目は、物件の書類から判断できることです。書類では分からないため現地で見るべきなのが、日当たりと風通し。このあたりは求めるレベルに個人差が出ますので、自分の目でチェックしましょう。

地盤は緩くないか


地盤が緩い土地に家を建てると、地震などが起きた際に大きな被害を受けることがあります。埋め立て地や以前に沼だった場所などは要注意。不動産会社に地盤調査の結果があるか確認しましょう。あれば、教えてくれるはずです。ない場合は費用が発生しますが、気に入った場所であれば調査も視野に入れましょう。

交通の便が悪くないか


最寄りの公共交通機関(駅やバス停など)への距離、お店や学校への距離、役所や病院への距離などは、日々の暮らしやすさに影響します。同じ面積の土地でも、駅周辺の物件は土地価格の下落が少ない傾向にあります。
※交通利便性は不動産価格への影響が最も大きい項目と言えるでしょう。

自然災害の心配はないか


氾濫しやすい川や海の近くの低地、地崩れの心配がある急斜面の造成地、地震で液状化が心配される埋立地など、自然災害を受けやすい土地があります。活断層の上も地震の際に大きな被害を受けやすいので、ハザードマップなどで確認すると良いでしょう。

土地を購入するときは、これまでにみたポイントをチェックしましょう。分からない点は不動産会社に確認をし、納得できる土地を選びましょう。最後に一つアドバイスを贈らせて頂きます。
大切なのはこれらを踏まえた自分にとって何が適切かを見極めることです。
良いものを求めれば求めるほど、必然的に価格が高くなっていきますし、選択肢も限られてきます。
妥協できる点やできない点を整理することで自分に合った土地がきっと、見つけやすくなるはずです。