85万円もお得に!贈与税の非課税枠が拡大中

皆さんは住宅購入資金をどのように調達する予定ですか?
「預金から頭金を、残りは住宅ローンで」というケースが多いようですが、実は贈与してもらう割合も年々増えています。住宅生産団体連合会の2009年度調査によれば、戸建て注文住宅の場合、贈与を受けた割合は19.3%(平均金額1231万円)で、昨年比3.8%増でした。贈与といえば気になるのが「贈与税」ですね。
非課税枠が500万円から1000万円に拡大!
一昨年まで贈与税の非課税限度額は、住宅購入資金に限り500万円でした。しかし平成22年度の税制改正大網で、その非課税枠が大幅に拡大することに!適用期限と非課税枠は以下になります。
・平成23年中に贈与を受けた人―限度額1000万円
ただし年収2000万円以上の世帯は対象外になります。
贈与税が発生しないのは「直系血族」のみです。
非課税枠の拡大には二つの条件があります。一つは前途の住宅購入資金であること。もう一つは資金の提供者が「直系血族」であることです。つまり両親、祖父母、曽祖父母など縦につながる続柄だけになります。これは合計金額が非課税枠に達しないかぎり、ご主人の父親と奥様の母親など、何人からいただいても適用されます。
ちなみに叔父、叔母や兄弟は「傍系血族」になるため対象となりません。
一昨年より85万円もお得に!
贈与税はもともと、住宅購入資金か否かにかかわらず、基礎控除額として年間110万円まではかかりません。今回の非課税枠1000万円はこの基礎控除額に合算することができます。つまり合計1110万円まで非課税になるのです。
では従来の非課税枠500万円でこの1110万円の贈与を受けた場合、贈与税はいくらかかったのでしょうか?
1110万円-(110万円+500万円)=500万円
500万円×30%(税率)-65万円(*控除額)=85万円
* 控除額とは税額から一定に差し引かれる金額
一昨年までの贈与税額は85万円!これがなんとゼロ円になります。まさに今年は住宅購入のチャンス!
ご両親などから贈与していただく予定がある方は、この機会に住宅購入をご検討されてはいかがでしょうか。